アルクの英語情報誌『ENGLISH JOURNAL』(イングリッシュジャーナル)の連載「EJ Lecture」は、内容と連動する動画を毎月ご紹介しています。今回のテーマは「イギリス大混迷 未知なる Brexit」です。
テリーザ・メイ首相を辞任に追い込んだ「Brexit(イギリスのEU離脱)問題」。7月24日、その後任として与党・保守党の党首選に勝利したボリス・ジョンソン氏が新首相に就任しました。「イギリスのトランプ」とも称されるジョンソン首相は、「期限となる10月31日までに必ず離脱する」と公言しており、 今後の 動向が注目されています。
そこで今回は、イギリスのEU離脱の混迷ぶりと、実際に離脱した際に起こり得る 影響 について、イギリス出身のジャーナリスト、ギャヴィン・ブレアさんにさまざまな角度から「英語で」解説してもらいました。英語を学びながら、ただいま大混迷中の Brexit について学びましょう!
ギャヴィン・ジャイ・ブレア
1970年、イギリス、ロンドン生まれ。1997年から日本に在住し、『L.A.Times(ロサンゼルス・タイムズ)』など各紙の日本特派員やジャーナリストとして活躍。2014年から日本外国特派員協会の出版委員会会長を務める。専門は日本の政治、経済、映画、文化、スポーツなど。
Brexitのこれまで
影響 について知ろう">EU離脱の混迷ぶりと、離脱した際に起こり得る 影響 について知ろう
動画内に登場する「sticking point ([問題解決の]障害、妨げ)」「protracted(だらだらと長引く)」「 chaotic (混沌とした)」などの語句が聞き取れましたか?これらの語句からも、Brexitで大混乱となっているイギリスの様が伝わってきますね。映像があると、英語でどんな内容を話しているか視覚的にわかりやすく、初級者の方にもおすすめです。レクチャー動画を実際に見ながら、「Brexit」についてイチから学んでみましょう。この動画のスクリプトと和訳はENGLISH JOURNAL9月号で!
次号10月号からのレクチャーは・・・「ジェンダー」について
10月号から始まる3号連続レクチャー、テーマは「ジェンダー」です。
昨今、「#MeToo」「LGBTQ」にまつわるニュースを耳にすることが増えたのではないでしょうか。そこで社会学者のソンヤ・デール先生が、「gender/sexとは何か?」「ジェンダーは私たちの生活にどう 影響する のか?」など、ジェンダーの基本をレクチャーしてくれます。どうぞお楽しみに!
英語でのレクチャーが充実! EJオリジナル動画はこちら
ENGLISH JOURNAL 4・5・6月号の Lecture は、経営コンサルタントのロッシェル・カップさんに「英語での働き方」について教えてもらいました。ビジネスパーソン必見の動画となっていますので、ぜひこちらも併せてお楽しみください。
www.alc.co.jp写真:田村 充
構成・文:須藤瑠美(ENGLISH JOURNAL編集部)
トップ画像: DANIEL DIAZ ( Pixabay )
『ENGLISH JOURNAL BOOK 2』発売。テーマは「テクノロジー」
現在、ChatGPTをはじめとする生成AIが驚異的な成長を見せていますが、EJは、PCの黎明期からITの隆盛期まで、その進化を伝えてきました。EJに掲載されたパイオニアたちの言葉を通して、テクノロジーの歴史と現在、そして、未来に目を向けましょう。
日本人インタビューにはメディアアーティストの落合陽一さんが登場し、デジタルの時代に生きる英語学習者にメッセージを届けます。伝説の作家カート・ヴォネガットのスピーチ(柴田元幸訳)、ノーベル生理学・医学賞受賞のカタリン・カリコ、そして、『GRIT グリット やり抜く力』のアンジェラ・ダックワースとインタビューも充実。どうぞお聴き逃しなく!
【特集】PC、IT、そして、ChatGPT・・・パイオニアたちの英語で見聞する、テクノロジーの現在・過去・未来
【国境なきニッポン人】落合陽一(メディアアーティスト)
【スピーチ&インタビュー】カート・ヴォネガット(作家/柴田元幸訳)、ケヴィン・ケリー(『WIRED』創刊編集長、未来学者)、レイ・カーツワイル(発明家、思想家、未来学者)、ジミー・ウェールズ(ウィキペディア創設者)、アンジェラ・ダックワース(心理学者、大学教授)、【エッセイ】佐藤良明